DXが進む一方で、個別最適による重複投資やDX人材の育成不足により技術の外部依存など、コスト・品質管理での問題が目立ちはじめてきています。そのため、グループの経営戦略に基づく、グループIT/DXガバナンスの構築が必要になってきています。
ビジネス部門主導で変革を柔軟で強靭に進める取組みと、DX基盤等のITリソースのコスト・品質を適切にコントロールする仕組みづくりはDXの両輪になります。企業グループが、経営戦略に基づき、組織の壁を超えた全体最適を実現するためのグループIT/DXガバナンスの構築を以下の活動を通じて支援します。
・DX推進の現状・課題の把握(投資、人材、基盤)
・ビジネス部門/IT部門の役割分担と組織体制の整理
・DXプロジェクトのプログラムマネジメントの整備
・DX人材の現状調査と育成プラン策定
・DX基盤の標準化、運用体制構築
・DXマネジメントのルール・体制の整備
・モニタリングの仕組み整備と運用支援
製造業でのDX推進の経験者による支援
製造部門・業務部門主導の改革やIT部門の自己革新など、製造業企業におけるDX推進の経験者が集まり、その実績と経験を活かして支援します。
【支援に活かす経験】
・DX推進組織の立ち上げ
・課題解決に向けた組織改編
・製造現場や業務部門の責任者・実務者の巻き込み
・IT部門とビジネス部門の連携強化
・部門横断の共通DX基盤整備
グループ・グローバルでのITガバナンスの構築・運用
DXガバナンスのベースとなるITガバナンスの構築・運用を、グループ/グローバル経営のもとで推進したノウハウをもとに支援します。
【支援内容例】
・グループ会社CEO・CIOとグループCIOとの役割整理
・グループITマネージャー会議などのコミュニケーション運営
・日米欧中亜印などの多極運営体制の調整
・ITの投資・人材・資産のモニタリング
DX人材管理とベンダー戦略策定をサポート
統制機能(投資管理、標準化品質管理、データ・セキュリティ管理など)、開発スタイル(アジャイル開発、デザイン思考など)、製造領域で重視されるIT技術(AI/アナリティクス、IoTなど)のそれぞれに精通する人材の確保・育成を支援します。
【支援内容例】
・DX人材の現状診断と育成の優先順位設定
・育成を考慮したDX人材の組織配置と育成プラン検討
・自社内で保有すべきスキルの再整理とベンダー戦略の見直し